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ともちんの日記

僕のエピソード『僕が家業を継ごうと思ったきっかけ』

更新日 2014.05.14
目次

 

おはようございます!
若旦那 武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。

 

今回のブログは、宮島観光についてではなく、僕の履歴書についてお話しようと思います。

って!何でこんな事、書きたくなったかというと、最近、お客様と接して感じた感情が、

昔自分が修業時代に感じた気持ちを、ふと思い出させて頂けたらからです。

 

プライベートな事なので、観光情報に興味がない方は、ごめんなさい!

でも興味がありましたら、読んで頂けたら嬉しいです。

 

これは、僕がまだ修業中で実家の家業を継いでいない時のお話。

 

新入社員の前では、なぜ旅館の仕事をやりたくなったのか?という質問を偉そうに
聞いていましたが、実は自分は最初から、家業を継ぎたいと大学を卒業して、前職で
働くまでは、本気で思った事はありませんでした。

 

これは、本当の事です。兄弟は4人兄弟の長男で、いつかは旅館の仕事は継ぐのか?
って漠然とした感情でした。

 

大学を卒業してから、特にやりたい事がなく、ご縁があって広島の県北にあります

「神楽門前湯治村」という宿泊やお食事処、温浴施設、お土産処、パン屋、惣菜屋、
豆腐屋、神楽の資料館や体験コーナーなど神楽の伝統を大切にされている会社で
働く事になりました。
神楽門前湯治村
神楽門前湯治村3
その時の最初の仕事は、お客様へお料理を出す「接客」という仕事。この仕事が一番長くて、

後でフロント件予約など部署を経験したのですが、この接客の仕事が一番、思い出に残る仕事でした。

 

接客の仕事は、朝5時に起きて、宿泊のお客様の朝食をお出しして、朝の仕事が終われば、掃除、

日中営業しているお食事処の開店準備、お昼のお料理の提供、それが終われば、休憩、

すぐ夕食の準備宿泊のお客様のお食事処でのお料理の提供、お部屋出し、地域の会合などの

集まりも多かったので、宴会場の料理出しなど色々な経験を約3年近く「接客」のセクション

で経験させて頂きました。

 

最初の頃は、覚えが悪いのか、先輩からよく叱られたり、料理を作る調理場の方にも、
色々とご迷惑をかけていました。今考えると、情けなかったな?って笑い話で済んでいますが・・

悔しくて、自分の情けなさに、涙する日もありました。

 

基本的には、負けず嫌いの方なので、メモを読み返したり、率先して仕事をしたり、

先輩の仕事を見て、日々努力を繰り返していきました。接客の仕事もだんだんと覚えて、

担当のテーブルのお客様とも、会話をする余裕も出てきました。

 

仕事も2年程たった頃、ご宿泊頂いた自分のおばあちゃんくらいの年代のお客様を

接客した時のお話です。鍋物の木のふたが中々とれずに、困ってらっしゃったので、

すぐに伺ってとろうとして、お鍋を誤ってテーブルにこぼしてしまい。

すぐにテーブルの片づけをして新しい料理を調理場さんにお願いして作って頂きました。

お客様からは、「ごめんね、気を遣ってもらって、すまんかったね?。」と

お声をもらいましたが、やっちまった?って反省。

 

後で、お客様が帰られた後、職場の先輩がそのお客様とお話をしていたようで、

先輩から「たけちゃん、お客様が親切にしてくれたお兄さんにまた会いにいきます。

って伝えておいて欲しいと言われたよ。」って教えてくれました。

自分のミスなのに、こんなありがたいお言葉を頂けた事が、今でも心の中に残っています。

 

そのあと、自分が退職するまで、お客様とは数回かお会いしてお話をさせて頂きました。

接客の仕事をしていて、お客様に親切に対応すると、喜んで頂けるし、何より、「ありがとう」

という言葉をもらえる事がこんなに嬉しい事なんだって、素直に思えた瞬間でした。

 

僕が宿の仕事をやりたいと決めたのは、”おもてなし”を通して、お客様からのありがとうと
たくさんのお声を頂けた事と、お客様との出会いがあったからだと思いました。

 

最近、FBで繋がりをもって、わざわざ遠くからお越し頂きましたお客様とお会いして、帰り際に、

「ありがとう」という言葉を頂いた時に、昔の感じた自分の気持ちを思い出しました。

 

7年前にあの場所で働いていなかったら一緒に働いた仲間がいなかったら
お客様と出会っていなかったら今の自分の考えや価値観はなかったのかな・・
縁という言葉をもっと大事にしないとね。

 

長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

また別のブログでお会いしましょう、ともちんでした。

 

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書いている人

ホテル宮島別荘の若旦那
武内智弘(ともちん)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。大学を卒業後、神楽門前湯治村で修行を積み、故郷宮島へ戻り、家業である宮島にある大正から続く100年宿『錦水館』の跡継ぎとして同旅館と、錦水館の経営する『ホテル宮島別荘』の代表を務める。宮島の魅力を伝えるため、宮島での思い出づくりをサポートすべく日々奔走中。