ビジネス&マーケティング

お客様に言われた一言が忘れられない・・

更新日 2014.12.07
目次

お客様に言われた一言が忘れられない

こんばんは、若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。

今日のブログは昔、お客様から言われた一言について、ふと思った事を書いてみました。ボクがまだ旅館に帰って3年目の頃、もう一店舗の旅館のリニューアルのため、支配人として現場の仕事を行ってきた時に、スタッフへ頂いた、お子様連れのお客様からのコトバがとても嬉しかった・・

「まるでディズニーランドみたいな接客で、スタッフの皆さんがとても素敵だった。」

その言葉を今でも思い出します。その度に、自分たちの仕事ってお客様に”夢”や”楽しい思い出”をあたえるお手伝いをする事が仕事なんだなって思うんです。

旅行はやっぱりワクワクする体験だし、ましてや好きな人や家族、仲間と遠くに旅する事は、とても大切な思い出になりますね。そんな楽しみに来られるお客様に、旅館でのんびり過ごしてもらいたい・・沢山、旅先で楽しい体験をしてもらいたいと思うわけです。

そのために、自分ができる事は何なのか?最近よく考えます。

こういう事をお客様に提案したら、喜んでもらえるんじゃないか?

こんな宿泊プランがあったら面白いぞ?こんな不満や不安を解決したら?

観光をより楽しむためには、こんな情報を発信したらお客様の役に立つかも?

そんな事を考えると、仕事をやっていてワクワクしますね。

こういうワクワクをカタチにしていく。

宮島に初めて来られるお客様に、宮島島内をボク自身で歩いて作ったマップをプレゼントしたり、字が汚くてスタッフに言われたけど、手書きのお店紹介マップを作ったり、会員様に向けたチラシを作ったり、お客様に喜んでもらいたい!お客様の役に立ちたい・・そんな気持ちをひとつひとつカタチにしていきました。

現場のみんなが最前線でお客様を”おもてなし”してくれて、本当に頼もしいし、その分、ボクは違った方法でお客様を喜ばせたいと思って色々トライしている最中です。

でも時々、数字ばかりに目を取られて、ワクワクする感情を忘れる事があります。もちろん数字は大切です。

そんな時、お客様から「ありがとう」「楽しかった」、などの言葉をもらうと元気をもらえますね。

今の時代、旅館やホテルもそうですが、価格競争や設備や内装までもコモディティー化してきていて、差別化できない時代だと感じてます。唯一マネできない事ががあるのならそれは”人”だと思います。同じグレード、同じ料理なら親切なスタッフさんがいる旅館に泊まりたいと思うのは当り前だし、お客様様へワクワクを伝えていない旅館より、役立つ情報や楽しい事を発信している旅館に泊まりたいと思うでしょう。

だからこれからもワクワクをカタチにしていこうと思います。

という事を、昔お客様から頂いた言葉を思い出しながら、思った事です。

自分で仕事は楽しくしていかないとね(^-^)そんなこんなで、明日も楽しも♪

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!