こんにちは!
宮島観光アドバイザーのともちんです。
すっかり気候も肌寒くなり、秋の気配を感じる時期となりました。
宮島の観光シーズンはだいたい10月11月が一番多いと言われますが、
今日も沢山の日帰りのお客様がフェリーに乗って、宮島に観光に来ています!
やっぱり宮島と言えば、厳島神社と大鳥居と!認知度が高い観光スポットです。
ここでは厳島神社の歴史や正式参拝の作法をご案内致します。
厳島神社は、
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、
湍津姫命(たぎつひめのみこと)の「三女神」が祭られています。
市杵島姫命は、天照大神様のお子様と言われている神様で、海上交通の神として、
有名ですが、芸能や交易(商売)の神、さらに漁業神、農業神として
豊穣をもらたらす神様として信仰を集めています。
今でも、盛んに神楽や舞楽が奉納されています。
創建は、西暦593年と言われ、西暦1168年、現在見られるような海上社殿が
平清盛の尽力により造営されていました。
1996年ユネスコの「世界文化遺産」に登録され、その社殿のほとんどが
国宝又は重要文化財で日本を代表する有数の名社に選ばれています。
ぜひ、厳島神社を参拝される際には、正しい参拝方法をお試し下さい!
<1>まず厳島神社手前の石鳥居前で、神社へ向かって一礼をし、
鳥居をくぐります。その際は、石鳥居の中央を通らず両端を通りましょう。
中央は神の通り道とされています。
<2>神社に入る前に、まず身を清めましょう。
入口で昇殿料を支払い後、手水(てみず)を行います。
手水は、まず手水鉢から柄杓(ひしゃく)で1回水をすくいます。
右手に柄杓を持ち、左手を洗います。左手に柄杓を持ち替え、
右手を洗います。
右手に柄杓を持ち替え、左手に水を受け、その水で口をすすぎます。
最後に残った水で柄杓の柄をたてに洗い流します。
<3>厳島神社の廻廊入口で一礼をしてから、廻廊に足を進めます。
(廻廊の中央は神の通り道とされていますので、端を進みましょう!)
<4>厳島神社の最初の社「客神社(まろうどじんじゃ)」の向かい
「祓い所」の前で、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。
その後、祓い串にて、自身の身体の祓いをします。
?まず正面胸の高さに祓い串を構えます。
?次に肩へ左・右・左と払い、その後一礼をします。
その際に、祓い串は頭より高かったり、極端に低くして足元を祓ったりする
ことは、作法からはずれていますので注意を。
?次に客神社の前にて、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。
賽銭を納める時は、賽銭箱の隅から滑らすように入れます。
<5>廻廊を道なりに進むと御本社に至ります。
拝殿前(本殿の賽銭箱前で、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。)
<6>右門客神社(みぎかどまろうじんじゃ)・左門客神社(ひだりかどまろうどじんじゃ)
大国神社(だいこくじんじゃ)・天神社(てんじんじゃ)と廻廊に沿って順番に名社をお参りします。
<7>廻廊を抜けて境内地から出たところで、最後に厳島神社に向かって一礼します。
以上で厳島神社正式参拝終了です。
基本的には全てにおいて、本殿にお尻を向けないように注意をすると良いでしょう。
厳島神社の参拝だけでも、こんなに見所がございます。
観光に際に、是非ご参考下さいませ。
簡単に!
厳島神社のマップを表記しております。ご参考下さい♪