ともちんの日記

もうすぐ桜の季節ですね。新入社員をむかえる前に思うこと。

更新日 2016.03.18
目次

こんにちは、宮島の温泉旅館「錦水館」の若旦那 武内です。

最近は、求人の募集がとても大変で、今まではガイダンスに参加したり、学校訪問を繰り返すと、ある程度、学生様も集まることができたけど、本当に去年と今年は募集が大変です。

3月に入って、山陰の島根県方面と、四国の愛媛方面など車で学校訪問しました。中には、全く相手にされなくて、元気を無くしたこともありました。逆に、旅館の仕事に興味があって、人と関わる仕事が好きで、チャレンジしたい!という学生様にも会えて、嬉しい体験もしました。

僕たちの仕事は、仕事の時間も不規則で拘束時間も長い仕事です。普通の会社に勤めている人は、土日が休みだけど旅館の仕事は、みんなが休みの時は忙しくて、大変な仕事です。

でも、お客様に笑顔になって、喜んでくれた事が嬉しい!接客の仕事が大好きです!といってくれるスタッフと一緒に仕事をすると嬉しく思います。

さて、今年は6名の仲間が株式会社 錦水館に入社します。

今日は、入社するスタッフに伝えたい事を書いています。

なんのために仕事をするのか?

自分の人生を豊かにしたい!

もっと自分を磨きたい!

生きていくために働いているんです!

色々と個人の考え方があると思います。

企業にも目的があります。

お客様の思い出づくりのお手伝いをすることで、沢山のお客様に喜びや感動を提供したい!働いているスタッフが仕事やプライベートが充実するような、やりがいのある会社を作りたい。

 

そのためにすることは、仕事を働く”目的”を理解する事から、スタートじゃないかなって、僕は思います。

学生と社会人の違いってなんだろう?

 

学生の場合は、両親がお金を払って勉強していた事が、社会人になると自分がお金を貰って、勉強する事になります。

じゃあ、そのお金は誰から貰っているのか?

会社からです!って言うスタッフもいますが、答えは「お客様」からですね。

お客様から頂いたお金で自分たちは、勉強しているんです。

じゃあ、仕事は誰に教えてもらうのか?

もちろん会社の先輩ですよね。でもその会社の先輩、上司に教えてもらって、その上司は、そのまた上の上司に教えてもらう。そのまた上の上司は幹部や社長から教えてもらう。

じゃあ社長は、誰に教えてもらっているのか?

そう、お客様ですよね。

お客様と向き合って、会社に対しての不満や要望などを真摯に受け止め改善していった、またお客様に合わせて、経営のやり方を変えていったからです。

今自分たちが、仕事や生活ができるのも、お客様からお金をもらって、学んでいるからなんです。それを働いている自分たちは、忘れてはいけない。

最後に、全国で百万社もある企業の中で、この会社で働きたい!という意志決定をしたのは自分ですね。だからこそ、一緒に頑張って行きたいし、入社するなら仕事の目的や働く意味を共有していきたいな。

もうすぐ春が来ますね。宮島の桜は22日から開花の予想で、4月1日には、満開になるようです。気持ちを新たに頑張ろう。

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!