宮島観光情報

【宮島を訪れる方へ】宮島の大切な資源を守るためにお願いしたい事。

更新日 2016.05.09
目次

こんばんは、宮島の温泉旅館「錦水館」の若旦那 武内こと宮島観光アドバイザーのともちんです。

今日のブログは、宮島生まれ、宮島育ちの僕からのお願いのような内容です。実は、今、観光のお客様のある行動で、大切な宮島の資源が傷ついています。

皆さんもご存じかと思いますが・・・

宮島の大鳥居です。

大鳥居は、宮島のシンボルとして、皆さんも知っていると思います。大鳥居は、高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60tと、間近で見上げるとその姿に感動します。大鳥居は現在で8代目となります。

満潮の時は、海に浮かんで見えるのですが、実は鳥居の重さだけで建っています!

大鳥居 (1)

逆に潮が引くと近くまで歩く事ができます。遠くから見たら、小さく見えるかもしれませんが、実際は近くでみるとビル4階くらいの高さがあって、その雄大さに感動するお客様も多いです。

大鳥居 (174)

今日、その大鳥居についてのお願いです。

この写真を見て下さい!

写真 2016-04-10 6 41 47

大鳥居の足の部分の柱を見ると・・・

写真 2016-04-10 6 41 57

なんと、こんなにお金が挟まれています・・・

きっと参拝をするために、観光客のお客様が柱に刺したりするのですが、これは間違いです!

何度か宮島の神社の方が回収するのですが、実はこの行動で木が痛んでしまい大鳥居の寿命を短くしています。何度かSNSで危機を発信をされている方を見かけますし、自分も宮島が大好きなので、より多くの方に知ってもいらいたい!と思い、今回ブログで書きました。

年間400万人が訪れる宮島!少しでも長く、大切な歴史文化財が残って、訪れる方が、素敵な島だった?って思って頂けるように、今回の記事が訪れる方の目にとまれば嬉しいです。

それでは、また別のブログで!ともちんでした。

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!