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ともちんの日記

大切な人から教えてもらったこと。

更新日 2016.09.05
目次

こんにちは、若旦那 武内です。

今日のブログは、「大切な人から教えてもらったこと。」と僕が思うことを書いています。今まで20年間、錦水館・錦水別荘を支えてくれた岡垣内総料理長が自分の病と向き合い、62年の人生を終えられました。

今でも、信じられないし、とても悲しくて、辛い。

総料理長との出会いは、僕がちょうど修業先から帰って、これから錦水館へ帰ることが決まっていた時に、ばあちゃんの通夜の時に出会いました。これから帰ることに、不安だった僕にひと言、「大変じゃね!みんな優しいから、安心して帰ってきんさい。何かあったら、何でも調理場に相談してね。」と明るい笑顔で話してくれました。今思えば、とても勇気づけられた事を思い出します。

それから、僕が錦水別荘(錦水館の姉妹館)で支配人として赴任が決まった時も、調理場で新しい料理のコンセプトや、内容を一生懸命、一緒になって考えてくれました。そのおかげで、今の錦水別荘の和洋折衷のお洒落で繊細な料理が確立されました。いつも、「こんな料理を出したら、お客様も喜んでくれるのではないか?ここをこうしてみようか?」って少年のように目を輝かせながら僕に話してくれました。

一緒に仕事をすることが楽しくて、前向きな気持ちになる・・・総料理長といるとそんな感じになりました。

病が進行した時も、自分の事よりも、現場で働いている部下の事を心配して「あいつらに、まだ教えたい事がある。」と言って、体がしんどいのに杖をついて、現場での部下との時間を大切にして、最後まで指導をしてくれました。

葬儀の時には、そんな総料理長を送り出そうと、たくさんの方が会いに来てくれました。本当に嬉しかった。

僕たちができることは、総料理長が伝えてきてくれた事を、守り、進化させて、宿を今よりも盛り上げて行く事。天国にいる”おやっさん”に恩返しをしたいと思います。

「仕事が好きでしょうがない、料理の仕事はわしの天職だ。」

仕事を本気で楽しんでいきます!天国の”おやっさん”ありがとうございます。

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書いている人

ホテル宮島別荘の若旦那
武内智弘(ともちん)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。大学を卒業後、神楽門前湯治村で修行を積み、故郷宮島へ戻り、家業である宮島にある大正から続く100年宿『錦水館』の跡継ぎとして同旅館と、錦水館の経営する『ホテル宮島別荘』の代表を務める。宮島の魅力を伝えるため、宮島での思い出づくりをサポートすべく日々奔走中。