今日は、錦水館の若旦那 武内です。
今日も宮島から。最近は、12月に社員面談や、エクスマ合宿、来年の9月開業予定の宮島別荘の工事等の打合せで忙しい毎日を過ごしています。もう12月!本当に毎年、毎年、あっという間に1年が過ぎる・・・スピードの早さにびっくりします。
今日は、考え方について
について、書いています!おかげさまで、宿は、上半期で90%の稼働率、売上も前年よりも、良い結果になっている。本当に、宮島や錦水館、錦水別荘に泊まられるお客様、現場で頑張っているスタッフのおかげと感じています。
ただ、反省する点もあります!稼働が高くなりすぎて、働くスタッフへの負担も増えた事。思った様な人員の確保が難しく、今年1年は、人の問題に悩まされた年でもありました。
売上は増えるけど、スタッフは疲弊して、辞めていく。お客様へ満足のいくサービスができない。挙句の果てにお客様から評価も下がる・・・
旅館を運営する側としたら、こういったことにはしたくない!って思います。一番は、働くスタッフが旅館の仕事に誇りを持てて、お客様へおもてなしができ、心から楽しいと思える様な環境を作ることだと思っています。
あっ!決して甘やかすという分けではなく、自分たちの仕事にやりがいを持つ、それは会社から与えるものではなく働く人たちが気づいていく、また成長していける環境を自分たちで作る事を言っています。
そのための仕組みや制度、時代にあったやり方を経営者が取り入れて行けば良い。でも結局は、現場で働く人たちが、実行しなければ叶わない夢物語になってしまう。それでは、会社も成長しないし、心の豊かさも手に入れる事はできないと自分は思っています。
だから、会社が目指す『目的』や企業の文化を伝え、働く人たちと一緒に作り上げていく事が大事だと思います。売上を求める前に、目の前のお客様が宿をご利用頂いて、喜んでもらえているのか?働くスタッフが楽しく働けて、この会社で働いてよかったって思ってもらえるか。
そう言った積み重ねの中で数値目標を達成できれば、素直に嬉しいし、また次の展開ができると考えています。来年開業する「宮島別荘」もたくさんの関係者の方の力があって構想から約3年が経ちましたが、やっとスタートを切る事ができました。
儲かるよりも、楽しいかどうか・・・