こんにちは!若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは仕事のお話です。企画やいろいろな販促を考えている方の参考になるか分かりませんが、企画や販促物をつくる時に、とても大切にしている事をブログで書いています。
それが「お客様視点で企画を考える」
企画商品が売れた!お客様から反応があった!売上があがった事よりも、なぜお客様が商品を買ったのか?という視点を持つ事が企画を考える上でとても重要だとボクは思ってます。どんなに良い企画ができた!と、こちらが思っていても、お客様が選ばなければ、ただの自己満足で終わってしまいます。
お客様視点で自社の商品を客観的にみてみる。旅館ではお客様アンケートを取っていますが、宿によって活用は違うと思います。基本的には自社のアンケートは、お客様からの「こうした方がいいんじゃない?(不安や不満)」という事を結果に対しての評価をもらう事ができます。でも一番は何が決めてで当館をお選びになったのか?実は、こういうお客様の声が自社のUSPになる可能性があるし、お客様のニーズを知るきっかけにもなると思います。
ありきたりの企画だと、他社と同質化してしまう事もあるんです。料理プランやお部屋タイプもそうですが、品数や部屋の広さなどのスぺックで判断されてしまう。なので、よりお料理を満足してもらいたい方用、品数は少なくてヘルシーな夕食を食べたい方用など、お客様のニーズに応えられるプランを考えるなどしたら、ターゲットは絞られてきますね。
これターゲットを絞っているな?と感じる例を挙げると「蒟蒻畑」という商品、皆さんご存知ですか?ボクも大好きです。
でも元の商品(食品)は、おでんにも入っている蒟蒻ですが、ダイエットや健康を考えるヒトにとっては、ヘルシーでカラダに良い商品になっていますね。
食品として機能は変わってないですが、健康思考のお客様へターゲットが絞られたと思いませんか?こういった視点で今の商品を見直してみると、とんがったプランが出来てきますね。エクスマの発想”誰に・何を伝えて・どう行動して欲しいか”の誰にが、とても重要だと思います。
自社で取り組んだ内容・・
旅館料理は男性も女性も同じ・・でも女性の場合は、量が多かった、盛り付けが綺麗な料理が良いなどお悩みもあるので、男性と女性で料理を変更するプランなど、ニーズから考えるプランも取り組んだりしました。
DMでは、1回泊まったお客様に送る内容と3回以上ご宿泊されたお客様への伝え方の内容を変えるなど・・
特定のお客様に投げかける事を意識すると、反応も変わりますね。
・お客様のニーズに応える。
(お客様の不安や不満を解消できる!お客様がもっとこうしたい!)
・お客様が自分のための企画だと感じてもらえるような提案の仕方をする。
(ターゲットを明確にする事)
・自分自身がお客様視点で考える。
この事を意識すると、企画の内容も、ターゲットも分かりやすくなって、独自性の強いプランができやすくなりますね。宿泊プランだけでなく、DMやチラシ、ブログなども伝える相手にとってのニーズを考えると伝わりやすい内容になると思いますよ。ではではともちんでした。