ともちんの日記

当たり前と思うことが盲点になること。

更新日 2014.09.17
目次

当たり前の事が盲点と思うこと

こんにちは!若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。

9月も中旬、夜も肌寒くなり、秋物の服のコーディネイトに悩む時期になりましたね、でも秋は、日中も気候が良くて大好きな季節です。

さてさて、今日のブログは、「当たり前と思うことが盲点になると思う事」について書いています。

ボクは、広島県の宮島で生まれ育って、高校、大学以外は、県外や山奥の接客の仕事をしていました。8年間は地元を離れており、家業の仕事をする事が決まって帰る時に、瀬戸内海に吹く心地よい潮風に、子供のころの記憶が脳裏に浮かんできました。その時に故郷の良さを実感しました。

観光客のお客様と島の人の価値観の違いを時たま感じる事があります。

例えば、観光以外でも宮島は、自然の資源が沢山あります、宮島の霊峰「弥山」は手つかずの自然や、風景や歴史スポットが沢山でパワースポットとしても人気があります、また宮島のライトアップした夜景がすごく綺麗?とお客様から頂いたコトバ。

当たり前と思うことが盲点になること

上に書いた宮島の体験は、観光にこられたお客様が体験した事。でも同じように島に住む人も体験してるんですね。お客様にとって新鮮な事が、自分たちにとっては当たり前と思ってしまうと、宮島の魅力を伝える側と体験するお客様側の価値観がズレてしまうと思うんです。

SNS(フェイスブック、Google+など)を自社や個人で、発信していて、ボクは宮島の日常の風景や体験した事を発信しています。

その時に繋がりのある方から頂く事は、

「とても綺麗な風景ですね。」

「行ってみたくなりました。」

「こういった体験が出来るんですね。」

と、まだ宮島に来られた事がない方から沢山のコメントを頂きます。

観光地という場所は、何も観光するだけでなく、四季によって移ろいでいく自然や風景にも充分な魅力があると思うんです。でもその魅力を発信する側が認識していないと、お客様に伝えるメッセージは弱くなるんじゃないかなって思います。

今ですら情報の量は、インターネットやSNSなど、お客様に伝えるツールが沢山できている。発信側が気付かないと、すごく勿体ないな?って感じます。旅館だけの価値ではなく、宮島全体の魅力はなんなのか、もっと掘り起していく事、お客様が宮島にお越しになられる前にお伝えする事が今後大切だなと最近感じます。

お客様の新鮮さが、ボクたちの当たり前にならないように、自分の足で宮島をまわって魅力を発見していこう♪

 

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!