こんにちは、若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは、旅館の企画を考える時に必要な3つのポイントについて書いています。企画を考える時に、アイディアを出すけども、実行までに行かなかったりする事って結構ありますね。実行までに行かないって事は、企画の提案不足などもあるから上がOKを出さない。そこで、どう企画を考えていくか3つのポイントに絞って、書いてみました。旅館で企画を考える人、企画を考えたけど、中々思うような案がでない人に、是非、読んで頂きたいです。
目 次
ポイント(1) ターゲットは明確か?
ポイント(2) 見た人を引き付ける文章や工夫をしているか?
ポイント(3) 原価計算や数値目標を立てているか?
ボクが旅館で企画を良く考えた時に、まず考える事は、「誰に利用してもらいたいか?」まず自分に質問します。決める事によって、企画の内容が自分の事だ!っていう認識を持って頂く事が、まず大切です。母娘のご旅行にあう企画を考える時に、お母さんが予約するのか?娘さんが予約するのか?によって伝える内容が変わってきますよね。娘さんが予約したのなら、お母さんの誕生日の旅行か?はたまた、日頃の感謝を込めての親孝行なのか?チラシやDMでも、『お母さんへ日頃の感謝を伝えたい、社会人1年目の娘さんへ』というように、”あなたへのメッセージ”ですよ!と具体的に伝える事が大切です。
ターゲットを絞る事は、皆さん→あなた。その企画は誰に利用してもらいたいか?考えてみて下さいね。
ターゲットが明確になったら、その人に企画を読んでもうら事を考えますね。その人が共感できる内容、思わず、わっ読みたいっていうキャッチコピーも読んでもらうために必要です。少し文章へ工夫すると成約率もあがりますよ。
●このプランを予約して、おじいちゃん・おばあちゃんが笑顔になりました。その理由は・・
●この企画が、年間売上NO1の宿泊プランです。
●もし、宮島で楽しい休日を過ごしたいとお考えなら・・
●もうプラン選びにうんざりしたあなたは、○○を迷わずお選び下さい。
●カップルでご宿泊された、女性の方は○○をプレゼント。
などなど
あの有名なジョン・ヶーブルズが音楽学校の広告に書いたコピー「私がピアノの前に座ると、みんな笑った。しかし私がピアノを弾き始めると…」このコピーを読んだ時、頭の中に、その会場の雰囲気や、コピーの後の様子などが想像できる。頭の中でイメージできるエピソードや文章は、お客様の想像力を豊かにしますね。企画の内容や文章、予約方法(電話・メール・予約システムなど)文章の最後に、どう行動して欲しいかも大事です。
企画を利用したお客様の声は、とても大切です。なぜなら利用したお客様の評価は、企画が良いよ!という証明にもなりますし、初めて利用するお客様へ安心感や期待感を与えます。もちろん商品が素晴らしくないとダメですが。ネットAGや旅行業者の点数のクチコミと同じように、アンケート、手書きのメッセージや評価点をお客様へ書いて頂き、SNSや、HPで掲載してはどうでしょうか?自社だからできる方法です。また改善点を書いてもらえるので、次の企画作成の参考になりますね。
いかがでしたでしょうか?旅館の企画を考える時に必要な3つのポイントについて、お伝えしました。最初から売れる企画なんて作れません・・でも繰り返し企画を考えていくうちに、成功パターンも出てくると思います。待っていても、お客様はきません。お客様が共感する、不安に思う事を解消する、顧客を頭の中で想像して、死ぬほど考える。日々考えていきましょう。