ともちんの日記

モノゴトの本質は何なんだろう?旅館で働いていて思うこと。

更新日 2015.11.27
目次

若旦那武内です。

出張中、ホテルの部屋で目が覚めました。今日は最近思う事をBlogで書いています。色々な勉強会に出て思う事ですが、やっぱり参加される方が社長や会社の幹部の方が多く、仕事に対しての情熱がすごく、一緒に学んでいると、自分自身のモチベーションも自然と高くなってきます。

そういう場にいると、もっと色々やりたいなって思います。

家業である旅館の仕事を継いで、7年経ちますが、まだまだ分からない事だらけです。今は、社長がいて、社長がどんな宿にしたいのか、そばで一緒に実現することを考えています。衝突することもありますが、こうしたらいいじゃないか?お互いの意見も交換できるので、社長の考え方も自然と解ってきます。

社長から良く言われることで、

・モノゴトの本質はどこなのか?行動する前に考えなさい。

・旅館は、思い出を作る場所なんだよ。お客様のご旅行が楽しい思い出になるように、お手伝いをする。それが自分たちの仕事なんだよ。

・自分以外は、すべてお客様と思って接しなさい。

・どうせやるなら、楽しいことをやろうよ。仕事も遊びも100%やろう。

・マニュアルやチェックリストを確認して、必ず仕事を確認しなさい。

こういった言葉は、僕が帰ってからも、常に聞き続けている事なんです。耳にタコができるくらい聞きました(笑)

モノゴトの本質はどこなのか?

思うと、旅館の仕事をやりたい!と思ったのは、自分が接客したお客様から「感謝」や「ありがとう」という言葉を頂けたから、お客様から元気をもらえたり、喜んでもらう事が好きになったからだと思うんです。

大学生の面談をする時に、「居酒屋でアルバイトをしていて、お客様から褒められたり、喜んでもらえた事が嬉しくて、もっと人と接する仕事をしたい!と思い旅館の仕事を選びました。」

といった学生さんと話をしていると、本当に接客の仕事が好きなんだなって感じます。また昔の自分を思い出します。

好きな事が仕事になるってすごく大事だと思うんです。

好きに年齢や性別、経験なんか関係ない、同じ共通の好きな事で出会えた仲間とお客様を”おもてなし”する。そういう文化を会社で作っていくことが、これから大切じゃないかなって思います。でも決して、ひとりではできない事で、働いているスタッフと一緒に協力して作っていかんとね。

最近は、新しい事業計画など色々、やる事があったけど、それは、お客様に喜んでもらえる宿を作っていく。そこで働くスタッフがやりがいのある場になる、新しいチャレンジの構想です。そんな時、ふと本質ってなんだろう・・・って思ったので書きました。

それでは、今日もしっかり学んできます。では、また!ともちんでした。

 

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!