宮島観光情報

宮島のシンボル「大鳥居」を詳しくご紹介♪

更新日 2014.03.02
目次

 

こんばんは!

宮島観光アドバイザーのともちんです。

 

今日は平日なのに、表参道商店街は、観光のお客様で

大変賑わっていました♪

 

やはりもみじ谷の紅葉が一番見ごろだから来られたのかな・・

と感じます。

 

今日は宮島のシンボルともいえる「大鳥居」についてご案内。

そもそも大鳥居いって?という方に詳しくご説明。

 

<大鳥居(おおとりい)>

厳島神社の本社火焼(ひささき)より88間の海面にそびえる朱塗りの

大鳥居は、木造で鳥居の種類としては両部鳥居(四脚鳥居)です。

木部は、丹塗り(光明丹)、主柱は樹齢500?600年のくすのきの

自然木を、袖柱(そでばしら)は杉の自然木を使っています。

現在の大鳥居は、平安時代から8代目にあたり、巨木探しに20年

近い歳月を要して明治8年(1875年)に再建されました。

根本は、海底に埋められているわけではなく、松材の杭を打って

地盤を強化し、箱型の島木の中に石を詰めて加重するなど、

先人の知恵と工夫によって鳥居の重みだけで立っています。

棟の西側には三日月が、東側には太陽の印があり、陰陽道の影響がみられます。

沖側の扁額(へんがく)には、厳島神社、御本社側には、伊都岐島神社(いつきしまじんじゃ)

と筆書きされ、現在の額は、明治8年再建時には、有栖川宮熾仁親王

(ありすがわのみやたるひとしんのう)の御染筆です。

なぜ扁額が表と裏違うのか、なぞのようです・・・

 

<大鳥居の概要>

高さ:約16.6m、棟の長さ:24.2m、主柱周り:9.9m、総重量:60t

大鳥居

 

普段は、大鳥居の歴史とか、情報を意識して観光した事はなかったですが、

なるほどと思う事も多いですね♪

 

宮島は「神の島」と言われるほど、島自体を崇拝しており、海上に建つ大鳥居は、

そのシンボルにふさわしい存在です。

 

神秘の島「宮島」で素敵な観光をお過ごしください。

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!