こんばんは!
宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日は平日なのに、表参道商店街は、観光のお客様で
大変賑わっていました♪
やはりもみじ谷の紅葉が一番見ごろだから来られたのかな・・
と感じます。
今日は宮島のシンボルともいえる「大鳥居」についてご案内。
そもそも大鳥居いって?という方に詳しくご説明。
<大鳥居(おおとりい)>
厳島神社の本社火焼(ひささき)より88間の海面にそびえる朱塗りの
大鳥居は、木造で鳥居の種類としては両部鳥居(四脚鳥居)です。
木部は、丹塗り(光明丹)、主柱は樹齢500?600年のくすのきの
自然木を、袖柱(そでばしら)は杉の自然木を使っています。
現在の大鳥居は、平安時代から8代目にあたり、巨木探しに20年
近い歳月を要して明治8年(1875年)に再建されました。
根本は、海底に埋められているわけではなく、松材の杭を打って
地盤を強化し、箱型の島木の中に石を詰めて加重するなど、
先人の知恵と工夫によって鳥居の重みだけで立っています。
棟の西側には三日月が、東側には太陽の印があり、陰陽道の影響がみられます。
沖側の扁額(へんがく)には、厳島神社、御本社側には、伊都岐島神社(いつきしまじんじゃ)
と筆書きされ、現在の額は、明治8年再建時には、有栖川宮熾仁親王
(ありすがわのみやたるひとしんのう)の御染筆です。
なぜ扁額が表と裏違うのか、なぞのようです・・・
<大鳥居の概要>
高さ:約16.6m、棟の長さ:24.2m、主柱周り:9.9m、総重量:60t
普段は、大鳥居の歴史とか、情報を意識して観光した事はなかったですが、
なるほどと思う事も多いですね♪
宮島は「神の島」と言われるほど、島自体を崇拝しており、海上に建つ大鳥居は、
そのシンボルにふさわしい存在です。
神秘の島「宮島」で素敵な観光をお過ごしください。