こんにちは、宮島の温泉旅館「錦水館」の若旦那 武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは、「誰でも簡単に!美しい星空が撮影できるカメラ設定のポイント」をブログで説明致します。と言っても、星空撮影に必要な道具はありますが。それも含めて、今日は紹介できればと思います。宮島の写真を撮影していて、気づいたのは、宮島で見る星空はとても綺麗だという事。宮島で綺麗な星空写真を撮影したいと考えている方の参考になれば嬉しいです。それでは、ご覧下さい!
?バルブ撮影 機能のある一眼レフ又は、コンパクトデジカメ。
?レンズは、広角レンズやズームレンズで広角対応できるレンズ。
?リモートレリーズ
(カメラのシャッターボタンに取り付け、離れた場所からシャッターを切るカメラアクセサリー)
?星空を撮影する時は、フォーカスはマニュアル設定にする。
?F値は最小にする。
?シャッタースピードは15秒〜30秒ほど。
星空を撮影する際に必要な一眼レフ・コンパクトデジカメの設定の中に、バルブ機能があります。
?一眼レフ又は、コンパクトデジカメをM(マニュアル)モードにする。
?シャッタースピードのコントロールダイヤルを設定する。?液晶画面を確認して「BULB」に設定する。
?ISO感度の設定を行う。ISO感度とはデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値です。暗い室内などではシャッタースピードが遅く、手ブレや被写体ブレが発生してしまうことがありますが、星空を撮影する時も同じです。ISO感度を上げれば、シャッタースピードを速くしてブレを抑えることができます。ただ、ISO感度を上げすぎると、画質が悪くなるので、星空を撮影する時は、三脚に一眼レフカメラを固定して、撮影する方が、画質も良いです。*僕の場合は、ISO感度を320〜1,000の間で設定してます。周りの明るさによってここは調整。
レンズは、広角レンズで撮影すると綺麗に撮影できます。広角レンズは広い範囲を撮影できるレンズの事を言います。焦点距離が35mm以下を広角レンズと一般的には呼ぶそうです。僕は単焦点の25mmのレンズで星空を撮影しています。広角対応のズームレンズの場合は、写真の構図を変える時に便利なので、用途によって選ぶと良いと思います。
リモートレリーズは、離れた場所からカメラのシャッターを押せる便利なカメラアクセサリーです。本体のシャッターを押すと、三脚に固定していても衝撃でカメラがブレてしまう事がるので、便利です。
撮影する時は、オートフォーカス(AF/自動焦点)を切って、マニュアル設定にする。星空撮影で難しいのは、星空にピントを合わす事です。液晶画面を見て、星空に焦点が合っているかカメラを操作して合わせましょう。
F値(絞り値)とは、レンズの明るさを示す数値の事で、?F値が小さいほどレンズは明るくなります。暗闇で撮影するので、F値は最小に合わす事がポイントです。設定の目安は、F4以下で撮影すると良いです。
最後にリモートレリースでシャッターを切ったら、ボタンを押し続ける。15秒から30秒ぐらい経った後にボタンを離すと良いです。シャッターを押している間は光が入ってくるので、星空や被写体が綺麗に映るのは、この間ぐらいが目安です。
宮島の星空の写真?
先ほどの道具と一眼レフに設定を行って、写真を撮影したら、こんな感じです。この日は、薄い雲があってクリアに撮影できませんでしたが、肉眼では中々見る事ができない”星”が写っていました。
星空を撮影するための好条件とは・・・
?晴れた日に撮影する。
→やはり晴れた方が星は綺麗です。雲があると星が霞んで見えるので、運もあります。
?月が小さい時に撮影する。
→満月の夜は、とても明るくて星がカメラで撮影しても見えにくいので、月が遠く(小さい)にある時が良いです。
?周りに街灯や光害がない。
→街灯や明かりが多いと光が邪魔をして綺麗な星空を撮影できません。
宮島が星空撮影に適しているのは、23時以降は大鳥居や石灯篭の灯りが消えて、真っ暗になるのと、島なのでビルもないので光害も少ない。後は、条件が揃えば綺麗な星空を撮影する事ができます。
いかがでしたでしょうか?僕なりの星空の撮影設定方法を書いてみました!もし、宮島で綺麗な星空を撮影したいとお考えの方の参考になれば嬉しいです。それでは、また別のブログで!ともちんでした。