どうも宮島観光アドバイザーのともちん こと武内です。
今日のブログは「島民が案内する世界遺産宮島の魅力!」について紹介しています。新型コロナウイルスの影響で関東のお客様は少なくなっていますが、地域の宿泊クーポンなどを利用して、近場の旅行を楽しまれるケースも増えてきました。地元だからこの機会に行って見よう!という方も多いと思います。
そんなマイクロツーリズムという点で地元の魅力を今回紹介できればと思います。是非、宮島を訪れる方、地元の方の参考になれば嬉しいです。
宮島にある嚴島神社が世界遺産に登録されたのが、1996年。世界遺産として登録された区域は、社殿を中心とする嚴島神社と、前面の海、及び背後の弥山原始林(天然記念物)を含む森林区域431.2ヘクタールです。嚴島神社は、社伝によると推古元年(593)に佐伯鞍職”さえきくらもと”により現在の場所に創建されたと伝えられています。
古くから自然と歴史がある宮島。フェリーで約10分、旅行気分を味わえます。
宮島の観光と言えば「嚴島神社」「大鳥居」という認知をされている方も多いと思いますが、実は明治維新後、神仏分離令が発令され「豊国神社」「大聖院」「大願寺」の寺院が独立されました。嚴島神社以外にもこういった歴史のあるお寺が沢山宮島にはあります。是非、観光の際は立ち寄って見てください。
宮島桟橋から徒歩20分。高野山真言宗の寺院が大願寺です。本尊は薬師如来。 本堂には神仏分離令によって嚴島神社から遷された弁才天像など、多くの仏像を安置されています。日本三大弁財天のひとつ「嚴島弁財天」が祀られており、芸能や芸事などにご利益があり、芸能人の方も参拝に来られている寺院です。
宮島桟橋から徒歩25分。真言宗御室派の大本山が大聖院です。806年に空海によって開創された宮島最古の寺院としても有名です。境内を歩くと、沢山のお地蔵様が出迎えてくれます。願い事をひとつだけ叶えてくれる”一願大師”様や”波切り不動明王”、遍照窟など沢山の魅力がある宮島のパワースポットです。
宮島に来たのなら絶対食べたいのが「穴子」と「牡蠣」の名物料理。穴子めしは、漁師料理が発祥とされていますが、”うなぎ”と違ったあっさりとした旨味が特徴。タレにつけて焼き上げる”焼き穴子”と蒸し焼きにする”蒸し穴子”などお店事にも内容が異なり、グルメな方にもオススメ。穴子飯は、1,900円〜2,500円が大体の予算です。あとは、焼き牡蠣や生牡蠣が有名ですので是非!
オススメの穴子めし情報
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実は宮島は10年以上前から、お洒落なカフェがどんどん誕生しています。観光する時に休む場所が少ないと言われていましたが、今はのんびり滞在できる場所が沢山あるので、宮島の魅力のひとつにもなっています。カフェ巡りも楽しめる宮島。あなた好みのカフェを発見しては?
オススメのカフェ情報
是非、宮島へお立ち寄りの際は行かれてみてください!
そして最後に紹介するのが宮島の人気観光スポット「弥山」。宮島の最高峰で、標高は535m。島全体が神として崇められていた宮島では、弥山も信仰の対象で806年に弘法大師が開基したと言われています。国の天然記念物に指定されている弥山原生林や、頂上付近にある巨大な岩やお寺は、訪れるだけでワクワクする場所です。是非、弥山展望台から見る瀬戸内海の絶景もお楽しみください。
今現在、107年ぶりの改修工事中の大鳥居。後世に繋ぐために大規模な修繕工事が行われています。終了時期は今のところ不明ですが、次の修繕時期を考えると、貴重な工事に立ち会えるので是非、修繕工事の様子もご覧ください。大鳥居が工事中のため、長浜神社の鳥居が撮影スポットとしても人気です。
という事で今回は、島民が案内する世界遺産宮島の魅力について紹介しました。近くて、中々行く事がなかった!宮島に行って見よう!とお考えの方の参考になれば嬉しいです。新型コロナウイルスの感染防止の影響で平日は逆にお客様も少なく、ゆっくり観光するにはオススメです。それでは、また別のブログで!ともちん でした。