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宮島 嚴島神社をより楽しむ事ができる10の知識(前編)

更新日 2014.08.02
目次

こんばんは!若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。

嚴島神社をより楽しんでもらいたい!という想いから、こんな記事を書いてみました♪今回のブログでは、宮島の嚴島神社を楽しむために、知っておきたい10の知識を書いています。初めて宮島観光をされる方、一度嚴島神社を訪れた方でも次にまた訪れた時の参考になればと思います。どこかに旅に出た時に、観光の情報を知っていると、楽しさも倍になりますね。それではブログスタートです。

宮島厳島神社をより楽しむ事ができる10の知識(前篇)

宮島 嚴島神社をより楽しむ事ができる10の知識(前編)

【その1】嚴島神社に祭られている神様は?

この質問はよく、お客様から頂く内容です。すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、宗像三女神といわれる女の神様です。市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと)。あの日本神話に登場されます天照大神(あまてらすおおみかみ)皇室の祖神で、日本民族の総氏神として知られています。迷信ですが、女の神様なのでカップルで来たら別れる?っという都市伝説も出るくらいです。 厳島

【その2】嚴島神社はいつ建ったの?

創建は、593年で、当時の豪族の佐伯鞍職(さえきくらもと)が任を受けて、携わったとされています。1168年頃平安時代に、大河ドラマでも知られている平清盛によって造営されたといわれています。海上に浮かぶ美しい社殿はこの頃からすでにあった事がすごいですね。 厳島神社

【その3】嚴島神社の中には、いつくも神社がある?

そうなんです!嚴島神社の中には、さらに神様が祭られた神社があります。あまり知られていないので、ここで簡単にご説明♪嚴島神社の中には、本社以外に客神社(まろうどじんじゃ)、右門客神社・左門客神社といった神社があります。それぞれに神様がいて、客神社は、入り口すぐにある神社で、農業の神様である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、活津彦根命(いくつひこねのみこと)、天穂日命(あめのほひのみこと)、天津彦根命(あまつひこねのみこと)、熊野櫞樟日命(くまのくすびのみこと)の5柱の男神が祭られています。また右門客神社・左門客神社は、境内を守護する神様として豊石窓神(とよいわまどのかみ)、櫛石窓神(くしいわまどのかみ)が祭られています。嚴島神社の重要性が分かりますね。厳島神社

【その4】潮の満潮にも耐えられる回廊の工夫

海に浮かぶ嚴島神社の回廊は、自然現象で潮の水位が異常に上がっても耐えられる工夫がされています。回廊は、床板1間に8枚敷いてあり、釘などでとめていません。床板との間に隙間があり、高潮などで押しあがってくる海水の水圧を逃がす役割を果たしています。釘を打った場合は、海水の圧力に負けてしまうので、隙間をあけて圧力逃がす工夫がされています。当たり前の事に感じますが、昔の方が考えた知恵はすごいと感じます。厳島神社 回廊

【その5】こんな体験もできる!嚴島神社で正式な昇殿参拝

くつを脱いで、拝殿の板の間に座り、正式な参拝をされてみてはいかがでしょうか?授与所で、(住所・氏名・お願い事)を記入して受付を済ませ、待機所で心静かに待ちます。やがて神官に案内されて昇殿へ。神官が祝詞を奏上し、あなたの住所、氏名お願い事を読み上げて、厳島の大神様へ御祈願して終了です。玉串料は授与所で聞けば、おおよその目安を教えていただけます。だいたい1時間程。通常の観光と違った体験をしてはどうでしょうか?
厳島神社 本社

前編まとめ

さてさて、1回でお伝えしようと思いましたが、文章が長くなりますので、次回に続きを書きますね♪嚴島神社だけでも、とても見どころが沢山ございます。知っていると観光も楽しくなりますね。次のブログでは残りの5つの知識についてお伝え致します。初めて宮島へ観光に来られる方、一度来たけど、嚴島神社の参拝をより満喫したい方のお役に立てればと思います。ではまた別のブログでお会いしましょう。

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!