こんばんは、若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは、宮島のシンボルともいえる【朱の大鳥居】の魅力についてブログで徹底解説します。お客様が対岸からフェリーに乗船される時に海上に浮かぶ大鳥居をご覧になると思いますが、近くで見るとすごく大きいです。それだけ存在感がある朱の大鳥居・・厳島神社と合わせて観光を楽しみたいですね。
それでは大鳥居の魅力をご覧ください♪
その1.朱の大鳥居とは・・
その2.なぜ大鳥居は宮島へ立てられたのか?
その3.大鳥居の観光のポイント・・
その4.大鳥居の写真を撮るならどこがオススメ?
その5.まとめ
宮島の朱の大鳥居は、厳島神社境内、沖合約200メートルの場所にあります。皆さん勘違いされるのですが、大鳥居は海中に埋められているのではなく、鳥居自身の重さで海中の上に立っています。台風や強風が宮島へ来ても大鳥居は大丈夫なんですか?という質問があるのですが、実はこれには理由があって、鳥居の上の部分(島木と笠木)には頭大の石が敷き詰められており、強風にも耐えられる工夫がされています。
それはさておき!大鳥居の内容だけお伝えします。
【1】現大鳥居は8代目で、明治に再建したものです。それ以前は不明となっています。
【2】大鳥居→高さ約16.6m・棟の長さ24.2m・主柱周り9.9m・総重量は約60t。
【3】木造で両部鳥居(四脚鳥居)で、主柱は楠の自然木を用いています。
ここでともちんワンポイント!
島木と笠木の中には、頭大の石が敷き詰められていますが、その数は、276個。実は、般若心経の総文字276文字にかけていると言われています。それだけでもすごい勉強になりますね。宮島公認ガイドさんのツアーに参加して伺った豆知識です♪
一節には、宮島の島全体がご神体とされており、厳島神社は、海を含めてすべて神聖な場所とされており、人は島に渡る事はできなかったそうです。そのため、人は海上から参拝をする習慣があったようです。厳島は、昔「伊都岐島(いつきしま)」と呼ばれており、その名前の由来も神の住む場所という意味です。大鳥居は、神聖な場所の入口とも言えます。
さてここまでは歴史についてのご案内や大鳥居自身の内容を書いておりますが、ここでは観光の楽しみ方のポイントです。大鳥居の観光で重要なのは、潮です。潮?何それ?と思われる方もいらっしゃいますが、潮の潮位によって大鳥居を間近で観光できたり、潮が満潮の際は、海に浮かぶ大鳥居を海上から参拝できたりとても非日常な観光を楽しめます。
【干潮時(潮が低い)の観光のススメ】
大鳥居の下まで歩いて観光ができます。潮位が100?以下の場合は、根本まで歩くことができます。実際に歩いてみる大鳥居は迫力がありますよ!
【満潮時(潮が高い)の観光のススメ】
大鳥居が海に浮かんでいる姿は、潮位が250?以上の場合に見る事ができます。昔は海から大鳥居の下をくぐって厳島神社を参拝していた・・そんな歴史体験ができるのは、屋形船クルーズです。こちらを参考下さい。*ライトアップされた大鳥居をくぐれるのは、満潮の時だけです。
ここでともちんワンポイント!
潮の潮位は1日2回、時間で変化します。もしタイムリーに大鳥居観光をされる方は、宮島観光協会が更新している「宮島潮見表」を是非参考下さいませ。
僕もよく宮島の写真を撮る事が大好きで、特に大鳥居をよく撮影しています。ここで、僕がオススメする撮影スポットを紹介していますので、是非、宮島観光の際に行かれてみて下さいね。地図で分かりやすく、どんな方向で撮影したら良いか記しておきますね。せっかくの旅♪良い写真をとって、友達や家族に自慢しましょう。
*カメラマーク→撮影スポット
*赤矢印→大鳥居が綺麗に撮れる方向
夕陽の写真を撮りたい方へ
3月?10月ごろ 夕方17:00?18:00ごろがオススメの時間帯です。
11月?2月ごろ 夕方16:00ー17:00ごろがオススメの時間帯です。
いかがでしたでしょうか?宮島のシンボルとも言える大鳥居。これだけでも、観光を楽しむ情報としてはかなりの内容になります。それだけ魅力がある大鳥居。是非今回のブログを参考に、宮島をより満喫頂けたら嬉しいです。
それではまた、ともちんでした♪
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