こんにちは、若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは、「秋は紅葉の季節。何度見ても美しい紅葉谷公園の風景。」について書いています。11月に入って天気も晴れた日が多く、観光にオススメの日が続いています。
皆さんもご存じかと思いますが、安芸(秋)の宮島は、一年で一番美しい季節です。宮島島内にある紅葉谷公園は、紅葉が赤色や黄色に色づき鮮やかです。
11月初旬から色づき始め、中旬ごろには例年には色づきも最高になります。
紅葉谷公園には、約700本の紅葉があります。種類はイロハカエデが約560本ともっとも多く、オオモミジ約100本・その他ウリハダカエデやヤマモミジ等が約40本。春から夏にかけては緑が清々しく、11月中旬から下旬にかけては紅葉が綺麗です。
紅葉谷の”もみじ”には、色々なお話があります。
例えば、「もみじまんじゅう」。宮島を代表する名産ですが、紅葉谷公園もみじ饅頭 の由来と歴史は、1906年までさかのぼります。
初代内閣総理大臣の伊藤博文はたびたび宮島にある紅葉の美しい紅葉谷(もみじだに)を訪問されていました。ある日、伊藤博文は紅葉谷の入り口にある茶店に立ち寄り、お茶を差し出した可愛い娘の手を見て、「この紅葉のような可愛い手を食べてしまいたい」と冗談を言ったそうです。
そんな伊藤博文が、紅葉谷に訪れる際に泊まっていた宿が紅葉谷の入り口にある老舗旅館の「岩惣」。岩惣に和菓子を納品していた、和菓子職人の 高津常助は、伊藤博文の冗談話を耳にしていた「岩惣」の仲居 おまん からの助言もあってもみじの葉を模った饅頭の製造に取組み始めます。試行錯誤の末、現在のもみじ饅頭の原型となる「紅葉形焼饅頭」が明治39年に完成し販売スタート。高津堂 高津常助が「紅葉形焼饅頭」を販売スタートしたこの瞬間こそが、
広島銘菓 もみじ饅頭 の誕生でした。「元祖もみぢ饅頭 ?津堂ホームページより抜粋 」
もみじまんじゅうの由来となったのが、紅葉だったんです。
さて、今シーズンの紅葉谷はどうでしょうか?
徐々に色づく紅葉を見に、ボクも紅葉谷公園に行ってきました。公園の奥にある「奥紅葉谷」の紅葉は一部、色づいて綺麗でした。
黄色や茜色、これから色づきそうな紅葉もあり、変化する風景に癒されました。紅葉の見頃は中旬になりそうですが、今から楽しみです。
まだまだ、紅葉の本番はこれからですが、11月初旬の紅葉の情報をお伝えしました。また、紅葉情報は、紅葉名所2015Walker+にて確認もできます。是非、あなたも美しい紅葉を見に、宮島へお越し下さいませ。