宮島の温泉旅館「錦水館」の若旦那武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは、知ってて観光のためになる宮島の知識について書いてます。宮島を実際に観光されたお客様から頂いた質問にお答えしたいと思います。
それでは、早速!
嚴島神社の神紋は、「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」と呼ばれています。
神紋の由来はいくつか節があります。
ぐるっと宮島「七浦めぐり」というツアーがあり、宮島島内にある神社を船でツアーするイベントが年に数回あります。その際に海からでしか行く事ができない嚴島神社の末社「御床神社」が鎮座している岩盤の大きな裂け目の形から嚴島神社の神紋が生まれたという説があります。
御祭神は御本社と同じく三女神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)が祀られています。
島根県にある出雲大社の神紋は、二重亀甲に剣花菱(にじゅうきっこうにけんはなびし)嚴島神社は、三つ盛り二重亀甲に剣花菱。出雲大社と違い3つ並んでいます。
元々、亀甲は、神の常在を示すともいわれています。その中にある剣花菱の形は神が宿る依代(よりしろ)を意味すると言われています。その事から嚴島神社の三女神から神紋が生まれたという節もあるそうです。
昔から島全体が神として崇められてきた宮島。そんな神聖な場所にある嚴島神社。
今回はあくまで説を案内しましたが、調べていく内にどんどん歴史や知識を知れて勉強になります。お客様から質問を頂いた神紋について書いてみました。
宮島へ訪れるお客様の観光のお役に立てれば嬉しいです。それでは、また別のブログで!
ともちんでした。