宮島の温泉旅館「錦水館」の若旦那 武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日のブログは、宮島の面白ウンチクを紹介しています。なぜ、宮島と呼ばれるようになったのか?お客様から頂いた質問に答えようと思います。是非、ご覧ください。
広島県の廿日市市にある宮島は、古くは「安芸国(あきのくに)」と呼ばれていました。穏やかな瀬戸内海に浮かぶ島で、世界文化遺産に登録された嚴島神社があります。
「嚴島」と呼んだり「宮島」と呼ぶ方もいますが、現在は、ほとんどのお客様が「宮島」と呼んでいます。
江戸時代以降に「お宮(嚴島神社)のある島」ということで宮島と呼ばれるようになったそうです。使い分けの定義はありませんが、宮島の方がとても、書きやすいですね。1996年に正式に、ユネスコの世界文化遺産に登録されてから、観光地として認知度が高くなったので、宮島の方がお客様にとっては親しみやすいですね。
嚴島神社に、宗像三女神が祀られており、島自体を神とされてきました。そのために、下記の事が禁じられてきました。
◎島では農業が禁じられていた。
◎亡くなった方は島で埋葬せずに、本土で葬った。
◎出産も島内で行わず、生理の時も特別設けた小屋で過ごした。
などなど、当時は、色々な決まりがあったんですね。現在は、島で農業をされている方もいます。現在も宮島にはお墓はありません。
あと、こんなジンクスも宮島にはあります!
宮島にカップルで来たら別れる・・・という噂です。もちろん、こんなジンクスは嘘ですが、昔から伝えられて来ました。なぜ、こんな噂が流れたのかというと、昔、宮島の町屋通りには、遊郭があり、旦那さんが、奥さんについた嘘がキッカケになっていると聞きます。
宮島には、色々な言い伝えや決まりなどもあって、その歴史などを知ると面白いですね(^-^)
以上が、なぜ宮島と呼ばれるようになったのか?の質問にお答えしました。途中話が脱線してしまいましたが、知れば知るほど、宮島に興味が湧いてきます。今日のブログがお客様のお悩み解決になれば嬉しいです。