こんばんは!
宮島観光アドバイザーのともちんです。
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は日中社内のミーティングなどに一日中参加してました。
ない頭をふる回転で使って、疲れていましたが、宿の外に出て、
瀬戸内海に浮かぶ大鳥居を眺めると何んだか、気持ちが落ち着き、
すっきりした気分になりました。
さてさて!
今回のブログでは、海に浮かぶ大鳥居も印象的ですが、
海上に浮かぶ美しい社殿が魅力的な厳島神社について
ご案内したいと思います。
世界文化遺産の宮島、日本三景の宮島と言えば・・
海に浮かぶ大鳥居!厳島神社を連想すると思います。
有名だからこそ、詳しく神社の魅力をお伝えして、
あなたのご観光がより楽しい思い出になれば嬉しいです。
厳島神社を初めて知る方のために、分かりやすい見取り図を用意しましたので、
是非ご参考下さい♪
?廻廊(かいろう)<<国宝>>
厳島神社の廻廊(かいろう)は、東側廻廊は47間(約122m)、入口は、
切妻造り、屋根は、檜皮葺(ひわだぶぎ)で、棟には棟瓦が載せてあります。
西廻廊は、61間(約154m)あり、西の端(出口)は、唐破風造り(かわはふづくり)
になっています。昔は、西側が入口であったことがうかがえます。
床板は、1間に8枚敷いてあり、釘は使っていません。
床板との間に隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる
海水の圧力を弱める役割を果たしています。
また床は二枚重になっていて、本来の床板は下にあるほうで、
上に敷いてあるのは養生板(ようじょういた)といい、参拝者が
土足で歩いても良いようになっています。
昔はクツの下にわらじを履いて昇殿していました。
廻廊の釘灯籠は、毛利氏が鋳鉄製(ちゅうてつせい)のものを
寄進したのが始まりといわれています。
現在のものは、大正時代に奉納されたもので青銅製です。
?客神社(まろうどじんじゃ)<<国宝:平安時代>>
御本社と同様に、本殿・幣殿・祓殿からなり、厳島神社の祭典は、
この客神社から始まります。天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)・
活津彦根命(いくつひこねのみこと)天穂日命(あめのほひのみこと)・
天津彦根命(あまつひこねのみこと) 熊野樟日命(くまのくすびのみこと)の
5柱の男神が祀られています。
摂社の中でも一番大きく、厳島神社の祭事のおりには、一番先に神職が
お参りいたします。天忍穂耳命は、天照大神様の長子で、農業の神様です。
天穂日命は、天照大神様のお子様で、農業の神様です。
天津彦根命は、日の神・雨の神・風の神・火難除けの神様として
崇敬されています。
祓殿(はらいでん)正面の海側の波除板(なみよけいた)が切れているのは、
海上より船で渡ってきて、船を着けるためといわれています。
?朝座屋(あさざや)<<国重要文化財>>
屋根は、東が切妻・西が入母屋造りで、三方に廂(ひさし)の間があり、
寝殿造りの対の屋の特徴が見ることができます。
昔は社家(しゃけ)・供僧(ぐそう)・内侍(ないし)が祭典・会合の折に
集まったところです。
??内侍橋(ないしばし)<<国宝>>
厳島神社にお仕えする巫女を内侍(ないし)といいました。
昔はこの橋を内侍が渡って、神錧をお供えしていたので、
内侍橋と名付けられたと言われています。
御本殿拝殿への両側に1基づつあります。
?高舞台(たかぶたい)<<国宝:平安時代>>
本社祓殿前にある、黒漆塗りの基壇に朱塗りの高欄をめぐらし
前後に階段をつけた舞台で、平清盛が大阪・四天王寺から
移したという舞楽がここで演じられます。
舞楽の舞台としては最小のもの。
四天王寺の石舞台・住吉大社の石舞台と共に日本三舞台と
いわれています。
現在の舞台は天文15年(1546年)、棚守佐伯房顕(たなもりさえきふさあき)
によって作られたもので、当初は組立て式だったものが、江戸時代初期に現在
のような作り付け構造になったと考えられています。
?右楽房・左楽房(うがくぼう・さがくぼう)<<国宝>>
国宝で、舞楽のある時に楽を奏するところです。
舞楽は、平清盛によって四天王寺から約820年前に伝えられました。
左右ありますが、舞楽には二つの流れがあり、インド・唐から伝わった
ものを左の舞といい、左舞(さまい)を舞うときは左楽房で奏します。
満州・朝鮮半島から伝わったものを右の舞といい、右舞(うまい)を
舞うときは、右楽房で奏します。
?右門客神社(みぎまろうど)・左門客神社(ひだりまろうど)<<国宝>>
火焼前(ひたさき)をはさんで左右にあり、ご祭神は豊石窓神(とよいわまどのかみ)
・櫛石窓神(くしいわまどのかみ)で、この境内をお守りする神様として祀られています。
?平舞台(ひらぶたい)<<国宝:平安時代>>
寝殿造りの庭にあたる部分で広さは、167.6坪(約553?)。
安元2年(1176年)、平氏一門が社参して千僧供養が行われた際、社殿の前方
に仮廊を設けたという記録があり、こうした仮廊が常設となったものといわれます。
前方には火焼前(ひたさき)と呼ばれる突き出た箇所があり、管絃祭の出卸・還卸は、
ここから行われます。
また他の社殿の束柱は木造ですが、この平舞台を支えるのは、毛利元就によって
寄進されたと伝えられる赤間ヶ石の柱。
火焼前分と合わせると239本あります。
私も参拝に行くと心が落ち着きますし、潮の満潮や干潮の時期や、
早朝や夕陽の時の厳島神社の景色がとても綺麗で、好きな場所です。
事前に厳島神社の知識がありましたら、宮島観光もより楽しめますので、
こちらのブログをご参考頂けたら大変嬉しいです。
明日もあなたにとって幸せな日でありますように♪
ともちんでした。
厳島神社の観光が収録された、仲良し二人の宮島女子旅
まなみ&なみかの宮島観光のYouTube動画も是非ご参考下さい!
http://www.youtube.com/watch?v=D7KDJhFWsjM
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