宮島観光情報

宮島 海に浮かぶ美しい朱の社殿「厳島神社」を観光♪

更新日 2014.03.04
目次

 
こんばんは!

宮島観光アドバイザーのともちんです。

 

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は日中社内のミーティングなどに一日中参加してました。

 

ない頭をふる回転で使って、疲れていましたが、宿の外に出て、

瀬戸内海に浮かぶ大鳥居を眺めると何んだか、気持ちが落ち着き、

すっきりした気分になりました。

 

さてさて!

今回のブログでは、海に浮かぶ大鳥居も印象的ですが、

海上に浮かぶ美しい社殿が魅力的な厳島神社について

ご案内したいと思います。

 

世界文化遺産の宮島、日本三景の宮島と言えば・・

海に浮かぶ大鳥居!厳島神社を連想すると思います。

 

有名だからこそ、詳しく神社の魅力をお伝えして、

あなたのご観光がより楽しい思い出になれば嬉しいです。

 

厳島神社を初めて知る方のために、分かりやすい見取り図を用意しましたので、

是非ご参考下さい♪

厳島神社見取り図

 

?廻廊(かいろう)<<国宝>>

厳島神社の廻廊(かいろう)は、東側廻廊は47間(約122m)、入口は、

切妻造り、屋根は、檜皮葺(ひわだぶぎ)で、棟には棟瓦が載せてあります。

西廻廊は、61間(約154m)あり、西の端(出口)は、唐破風造り(かわはふづくり)

になっています。昔は、西側が入口であったことがうかがえます。

床板は、1間に8枚敷いてあり、釘は使っていません。

 

床板との間に隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる

海水の圧力を弱める役割を果たしています。

また床は二枚重になっていて、本来の床板は下にあるほうで、

上に敷いてあるのは養生板(ようじょういた)といい、参拝者が

土足で歩いても良いようになっています。

 

昔はクツの下にわらじを履いて昇殿していました。

廻廊の釘灯籠は、毛利氏が鋳鉄製(ちゅうてつせい)のものを

寄進したのが始まりといわれています。

 

現在のものは、大正時代に奉納されたもので青銅製です。

 

?客神社(まろうどじんじゃ)<<国宝:平安時代>>

宮島 女子旅?

 

御本社と同様に、本殿・幣殿・祓殿からなり、厳島神社の祭典は、

この客神社から始まります。天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)・

活津彦根命(いくつひこねのみこと)天穂日命(あめのほひのみこと)・

天津彦根命(あまつひこねのみこと) 熊野樟日命(くまのくすびのみこと)の

5柱の男神が祀られています。

 

摂社の中でも一番大きく、厳島神社の祭事のおりには、一番先に神職が

お参りいたします。天忍穂耳命は、天照大神様の長子で、農業の神様です。

天穂日命は、天照大神様のお子様で、農業の神様です。

 

天津彦根命は、日の神・雨の神・風の神・火難除けの神様として

崇敬されています。

祓殿(はらいでん)正面の海側の波除板(なみよけいた)が切れているのは、

海上より船で渡ってきて、船を着けるためといわれています。

宮島 女子旅?

 

?朝座屋(あさざや)<<国重要文化財>>

屋根は、東が切妻・西が入母屋造りで、三方に廂(ひさし)の間があり、

寝殿造りの対の屋の特徴が見ることができます。

昔は社家(しゃけ)・供僧(ぐそう)・内侍(ないし)が祭典・会合の折に

集まったところです。

 

??内侍橋(ないしばし)<<国宝>>

厳島神社にお仕えする巫女を内侍(ないし)といいました。

昔はこの橋を内侍が渡って、神錧をお供えしていたので、

内侍橋と名付けられたと言われています。

御本殿拝殿への両側に1基づつあります。

 

?高舞台(たかぶたい)<<国宝:平安時代>>

本社祓殿前にある、黒漆塗りの基壇に朱塗りの高欄をめぐらし

前後に階段をつけた舞台で、平清盛が大阪・四天王寺から

移したという舞楽がここで演じられます。

舞楽の舞台としては最小のもの。

四天王寺の石舞台・住吉大社の石舞台と共に日本三舞台と

いわれています。

 

現在の舞台は天文15年(1546年)、棚守佐伯房顕(たなもりさえきふさあき)

によって作られたもので、当初は組立て式だったものが、江戸時代初期に現在

のような作り付け構造になったと考えられています。

高舞台

 

?右楽房・左楽房(うがくぼう・さがくぼう)<<国宝>>

国宝で、舞楽のある時に楽を奏するところです。

舞楽は、平清盛によって四天王寺から約820年前に伝えられました。

左右ありますが、舞楽には二つの流れがあり、インド・唐から伝わった

ものを左の舞といい、左舞(さまい)を舞うときは左楽房で奏します。

満州・朝鮮半島から伝わったものを右の舞といい、右舞(うまい)を

舞うときは、右楽房で奏します。

 

?右門客神社(みぎまろうど)・左門客神社(ひだりまろうど)<<国宝>>

火焼前(ひたさき)をはさんで左右にあり、ご祭神は豊石窓神(とよいわまどのかみ)

・櫛石窓神(くしいわまどのかみ)で、この境内をお守りする神様として祀られています。

宮島 女子旅?

 

?平舞台(ひらぶたい)<<国宝:平安時代>>

寝殿造りの庭にあたる部分で広さは、167.6坪(約553?)。

安元2年(1176年)、平氏一門が社参して千僧供養が行われた際、社殿の前方

に仮廊を設けたという記録があり、こうした仮廊が常設となったものといわれます。

前方には火焼前(ひたさき)と呼ばれる突き出た箇所があり、管絃祭の出卸・還卸は、

ここから行われます。

 

また他の社殿の束柱は木造ですが、この平舞台を支えるのは、毛利元就によって

寄進されたと伝えられる赤間ヶ石の柱。

火焼前分と合わせると239本あります。

平舞台

 

私も参拝に行くと心が落ち着きますし、潮の満潮や干潮の時期や、

早朝や夕陽の時の厳島神社の景色がとても綺麗で、好きな場所です。

事前に厳島神社の知識がありましたら、宮島観光もより楽しめますので、

こちらのブログをご参考頂けたら大変嬉しいです。

 

明日もあなたにとって幸せな日でありますように♪

ともちんでした。

 

厳島神社の観光が収録された、仲良し二人の宮島女子旅

まなみ&なみかの宮島観光のYouTube動画も是非ご参考下さい!

http://www.youtube.com/watch?v=D7KDJhFWsjM

 

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!