ともちんの日記

今より撮影を楽しむ!一眼やコンデジで花火や星空を綺麗に撮影する方法。

更新日 2018.09.23
目次

どうも、若旦那 武内です!

今日のブログは、いつもの観光ネタではなく、写真関係のブログを書いています。テーマは、一眼やコンデジで花火や星空を綺麗に撮影する方法という内容で書いています。自分もちゃんとしたカメラを買って、6年ほど経つと色々な写真を撮って見たい!という気持ちになってきます。そんな中最初に覚えたのが星空を撮影する方法。でもこの星空と撮影するのと、同じようなセッティングで花火も綺麗に撮影できます。

もうすでに知っている方も多いと思いますが、僕のように徐々に写真を覚えていっている人に向けて書きました。最近インスタのフォロワーの方からも、どうやったら星空や花火を綺麗に撮影できるんですか?という内容の質問をもらっているので参考になれば嬉しいです。

◼️一眼やコンデジで花火や星空を綺麗に撮影するためのアイテム


僕が写真を初めて、最初に覚えたのが星空撮影!初めてカメラに映る星空を見た時の喜びをいまだに覚えています(笑)早速、星空撮影に必要な道具をご説明。

・カメラレリース

・三脚

・一眼、コンデジ(バルブ撮影の機能があるカメラ)

だいたい、この3つがあれば星空撮影はできます。

カメラレリースとは…

 ◼️SONYのカメラレリーズ*僕も使ってます。

カメラに繋ぐ事で、シャッターボタンを押さずにリモコンでシャッターが切れる便利なアイテム。三脚にカメラを固定していてもシャッターを押す手の力で、カメラが動く事があるのでレリーズがあると、とても便利です。ズームの調整もリモコンで出来るので便利。

三脚とは…

◼️ベルボンE5400Ⅱカーボンの三脚

カメラを固定して、夜景や星空を撮影する時に、シャッタースピードを遅くして撮影すると、どうしても手ブレなどで上手く撮影できない時に便利。カメラを三脚に固定する事で、手ブレもなく撮影できます。カメラのキタムラの青木さんに相談して、いいのをアドバイスしてもらいました。ありがとうございます!!

カメラ(一眼・コンデジ)…

◼️SONYの「α7rⅡ」2015年からお世話になっています。

ほとんどのカメラには”バルブ機能”というのがあります。シャッターを開いている時間を自分で調整できるのでとても便利。星は肉眼でハッキリ見る事はできないのですが、長時間露光で、シャッターが開いている時間を長くする事で、フィルムやセンサーで普段捉えられない物体の動作や光の軌跡などが見えるようになります。星の光や動きもカメラでとらえる事ができます。こういった機能を使えば星空の撮影もOK!

僕の愛機はα7rⅡ。今はどんどん最新機種が出て、お値段も下がってきてます。

という事で、上記の3つがあれば準備OK!

続いては、カメラの設定です!

◼️星空を撮影する際に必要なカメラの設定


①カメラはマニュアル(M)モード

②露出の設定(ISO感度400〜、F値は一番明るく、シャッタースピード20秒ほど)

③手ぶれ補正機能をオフ

④記録形式 RAW+JPEGモード(FINE)

①カメラはマニュアル(M)モード

星空を撮影する際は、夜空が暗いため、カメラのピントが中々合いません。そのためマニュアルモードで、フォーカスリングを回して星にピントを合わせます。合わせるコツは明るい星を見つけて、一度ISO感度を6400などにカメラを設定すると、風景が明るく見えるので、星にピントが合わせやすくなります。ピントを合わした後は、そのままを維持。

露出の設定

<ISO感度>

数値が低いほど、画質が鮮明。数値が高いほど、画質はザラつく。星空を撮影する時は、だいたいISO400〜ISO1600の間。周囲の光害や月明かりの明るさを見て調整します。

<F値>

数値が低いほど、明るく周囲がボヤける。数値が高いほど、暗く周囲も鮮明。星空は暗いので、F値は一番低く設定(例 F1.4,F2.8)。一度撮影をして見て、星の周辺など、ぼやけたりするとF値を上げるなど調整。

<シャッタースピード>

シャッタースピードが早いとブレない+暗い。シャッタースピードが遅いとブレる+明るい。星空を撮影する時は、シャッタースピードは、20秒前後。シャッタースピードが遅いと、光を取り入れる時間が長いので、夜で小さい星でも明るく撮影できます。

手ぶれ補正機能をオフ

三脚を使用する場合は、手ブレ補正機能をオフにしないと、逆に誤作動して、ブレたようになってしまうので、オフにします。

記録形式 RAW+JPEGモード(FINE)

写真の保存形式をRAW+JPEGにしておくと、撮影後に、PhotoshopやLightroomなどで、色味など細かい修正をする際に(RAW)高品質な画像編集ができるので便利です。

◼️必要なアイテムやカメラの設定を知ったら星空を撮影に行こう!


撮影場所:嚴島神社 カメラ:α7r2 セッティング:露光時間20秒、ISO1250、F値2.8

新月の夜に撮影した嚴島神社と天の川。月の灯りも少ないので露光時間も20秒で撮影。空に浮かぶ星たちが幻想的。

撮影場所:御笠浜 カメラ:α7r2 セッティング:露光時間10秒、ISO1000、F値2.8

明け方の御笠浜の風景。潮が引いた海岸で夜明け前の太陽の光が指して綺麗。露光時間10秒で波もツルツルに見える。

撮影場所:大鳥居 カメラ:α7r2 セッティング:露光時間30秒、ISO1000、F値2.8

海に浮かぶ大鳥居と星空。明るく見えますが、ライトアップ後の暗闇で撮影しています。露光時間も30秒と長いので明るく見えます。

先ほど、解説した内容のセッティングで夜の宮島を撮影しています。新月の夜は特に星が綺麗に撮れるのでトライしたいですね。三脚などの必要なアイテムと、カメラのセッティングを変更するだけで色々な写真を撮影できます。

◼️星空撮影の知識を生かして!花火撮影も応用


撮影場所:はつかいち花火大会 長浜神社から撮影 カメラ:α7r2 セッティング:露光時間15秒、ISO100、F値13

撮影場所:はつかいち花火大会 長浜神社から撮影 カメラ:α7r2 セッティング:露光時間7秒、ISO100、F値13

先日行われた花火大会の風景。2尺玉ほどの大きい花火は、開いた瞬間はとても明るいのでISO感度は100で、F値は13がだいたい目安です。露光時間は花火が終わるまでレリーズなどで開いておく。タイミングが中々難しいですが、参考までに。

まとめ

長文になってしまいましたが、今より撮影を楽しむ!一眼やコンデジで花火や星空を綺麗に撮影する方法というテーマで書いて見ました。撮影は人それぞれ撮り方も違うし、カメラも違うのですが、素人ながら色々試して見た内容をまとめて見ました。それでは、楽しいカメラライフを♫宮島以外の風景もいつか撮りに行きたいな。

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!