?海中にそびえ立つ朱の大鳥居と共に、市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)田心姫命(たごりひめのみこと)湍津姫命(たぎつひめのみこと) の三女神を祀ってある厳島神社。 海上に浮かぶ嚴島神社は、寝殿造りの技を感じる国内有数の名社といわれるにふさわしい風格です。社殿の創建は推古元年(593年)佐伯鞍職によるものと伝えられています。その後の仁安3年(1168)平清盛によって現在のように造営されました。海上の安全や芸能、商売の神、漁業神、農業神など様々なご利益をもたらす神様として信仰を集めています。嚴島神社の概要を少しお伝えしまして、本題の嚴島神社参拝5つのポイントをご案内します♪
目次(1)石鳥居から嚴島神社まで向かう作法のポイント(2)嚴島神社に拝殿する前のポイント(3)嚴島神社内、回廊を歩く時に注意するポイント(4)客神社での正しい参拝の礼儀作法のポイント(5)御本社での参拝の礼儀作法と神社内各社のルートポイント
まず嚴島神社手前の石鳥居前で、神社へ向かって一礼をし、鳥居をくぐります。その際は、石鳥居の中央を通らず両端を通りましょう。中央は神の通り道とされています。
神社に入る前に、まず身を清めましょう。入口で昇殿料を支払い後、手水(てみず)を行います。手水は、まず手水鉢から柄杓(ひしゃく)で1回水をすくいます。右手に柄杓を持ち、左手を洗います。左手に柄杓を持ち替え、右手を洗います。右手に柄杓を持ち替え、左手に水を受け、その水で口をすすぎます。最後に残った水で柄杓の柄をたてに洗い流します。
嚴島神社の廻廊入口で一礼をしてから、廻廊に足を進めます。(廻廊の中央は神の通り道とされていますので、端を進みましょう!)
嚴島神社の最初の社「客神社(まろうどじんじゃ)」の向かい「祓い所」の前で、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。その後、祓い串にて、自身の身体の祓いをします。 ?まず正面胸の高さに祓い串を構えます。
?次に肩へ左・右・左と払い、その後一礼をします。その際に、祓い串は頭より高かったり、極端に低くして足元を祓ったりすることは、作法からはずれていますので注意を。
?次に客神社の前にて、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。賽銭を納める時は、賽銭箱の隅から滑らすように入れます。
廻廊を道なりに進むと御本社に至ります。拝殿前(本殿の賽銭箱前で、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。)右門客神社(みぎかどまろうじんじゃ)・左門客神社(ひだりかどまろうどじんじゃ)大国神社(だいこくじんじゃ)・天神社(てんじんじゃ)と廻廊に沿って順番に名社をお参りします。 廻廊を抜けて境内地から出たところで、最後に嚴島神社に向かって一礼します。
長文になりましたが、嚴島神社参拝5つのポイントをお伝えしました。嚴島神社だけでも、こんな作法がございます♪でも知っていれば、神社観光もより楽しめますよね♪他の観光本やガイドマップでは、ここまで詳しく解説されてないと思いますので、是非、嚴島神社観光に役立てて下さいね。あなたの観光が楽しい思い出になりますように・・また別のブログでお会いしましょう!ともちんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=D7KDJhFWsjM