若旦那 武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
今日は、なぜお客様は宮島に旅に来るんだろう?宮島3つの認識。というテーマでブログを書いています。僕は島で生まれ育ち、高校と大学、修行先と合わせて約10年以上、島を離れていましたが、家業の旅館を継ぐために、何度か島へ帰省し、大人になって改めて”宮島”を自分の足で歩いて島内を回っている時に、嚴島神社や大鳥居、美しい夕陽や四季により移り変わる風景に感動した事を今でも覚えています。
ご宿泊頂いた、お客様のアンケートに「なぜ宮島へ旅行に来られたのですか?」という質問がありますが、世界文化遺産の嚴島神社を観光したい!という声が多くあります。
ここで、宮島を知る上で、基本的な3つのポイントを紹介したいと思います。
まだ宮島を知らない!行った事がない!あなたの参考になれば嬉しいです。
宮島は、1996年に嚴島神社と弥山の原生林を含む島の14%が世界文化遺産に登録されました。その当時は280万人だった観光のお客様も現在では、400万人近くのお客様が観光で訪れるようになりました。神秘的な海上に浮かぶ朱色の社殿や季節によって変化する自然は、観光のお客様の旅の思い出になります。
宮島は、宮城県(松島)、京都(天橋立)と並び、日本三景のひとつとして有名です。海・山・歴史のある建造物や社殿が魅力ある島です。江戸時代の初期に全国行脚をした林春斎も宮島の風景を見て絶賛したと言われています。
宮島は、古くから島自体が「神の島」と言われており、山岳信仰にも深い関わりがあります。空海(弘法大師)が修行した「弥山」や大聖院、平清盛が愛した「嚴島神社」といった神秘的なパワースポットが魅力です。
基本的な事ですが、実は”宮島”が島である事も知らないお客様もいらしゃいます。宮島の魅力はやはり歩いて自分で体験しないと分かりませんね。是非、まだ宮島へ訪れてない方がいらっしゃいましたら、自然や歴史を満喫してはどうでしょうか?