宮島の温泉旅館「錦水館」の若旦那 武内こと、宮島観光アドバイザーのともちんです。
2016.9.24(土)の「日立 世界ふしぎ発見!」で、モン・サン=ミッシェルと宮島が放送された内容について、宮島観光に役立つ情報が沢山ありましたので、これから宮島へお越しになられる方へシェアします。
今回は大鳥居の秘密について・・・書いています。それでは世界ふしぎ発見!(笑)
それは、宮島の島全体がご神体とされていました。そのため、昔、人は島に渡る事はできなかったそうです。そのため、人は海上から参拝をする習慣があったようです。嚴島は、昔「伊都岐島(いつきしま)」と呼ばれており、その名前の由来も神の住む場所という意味です。大鳥居は、神聖な場所の入口の役割を果たしていると考えられています。
大鳥居の主柱は、根元の直径が3メートル、周囲を合わせると10メートル以上。主柱には、なんと!樹齢600年から800年の楠の自然木が使われています。大鳥居は、地中に埋められていると思われがちですが、実は、土の上に置いてあるだけ・・・
なぜ、140年も倒れずに現在もあるのか・・・
それには、こんな秘密があります。
大鳥居の主柱と脇柱4本、すべての総重量を合わすとなんと60tもあるのです!
また、台風の風の影響や、波の影響にも耐える事ができるのは、大鳥居の屋根にも秘密があるんです。
鳥居の屋根の下に2本の材木が組み合わせされている箱があります。その中には、小石が7t入っており、主柱と脇柱の6本の柱をおさえる役割をしています!
だから大鳥居は、140年もの間、倒れる事なく現在に存在しています。
いかがでしたでしょうか?大鳥居の謎・・・少しは宮島観光に役立ちましたでしょうか?知れば知るほど、新しい宮島の魅力を発見できますね!それでは、また別のブログで!ともちんでした。