宮島観光情報

宮島の厳島神社観光をより楽しむためのブログ解説。

更新日 2014.03.03
目次

 

こんにちは!

宮島観光アドバイザーのともちんです。

 

以前ブログで紹介致しました、記事が好評でしたので、

ここで紹介したいと思います。

 

なぜ好評だったかと言いますと、厳島神社参拝の作法について

詳しく掲載しているからとお声を頂きました。

 

他のページでは、あまり作法についてホームページで紹介を

あまりされておりませんので、ここでお伝え致します?

 

やっぱり宮島と言えば、厳島神社と大鳥居と!認知度が高い観光スポットです。

ここでは厳島神社の歴史や正式参拝の作法をご案内致します。

 

厳島神社は、

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、

湍津姫命(たぎつひめのみこと)の「三女神」が祭られています。

 

市杵島姫命は、天照大神様のお子様と言われている神様で、海上交通の神として、有名ですが、

芸能や交易(商売)の神、さらに漁業神、農業神として豊穣をもらたらす神様として信仰を集めています。

今でも、盛んに神楽や舞楽が奉納されています。

 

創建は、西暦593年と言われ、西暦1168年、現在見られるような海上社殿が平清盛の尽力により

造営されていました。1996年ユネスコの「世界文化遺産」に登録され、その社殿のほとんどが国宝又は

重要文化財で日本を代表する有数の名社に選ばれています。

 

ぜひ、厳島神社を参拝される際には、正しい参拝方法をお試し下さい!

 

<1>まず厳島神社手前の石鳥居前で、神社へ向かって一礼をし、

鳥居をくぐります。その際は、石鳥居の中央を通らず両端を通りましょう。

中央は神の通り道とされています。

 

宮島 石鳥居

 

<2>神社に入る前に、まず身を清めましょう。

入口で昇殿料を支払い後、手水(てみず)を行います。

手水は、まず手水鉢から柄杓(ひしゃく)で1回水をすくいます。

右手に柄杓を持ち、左手を洗います。左手に柄杓を持ち替え、

右手を洗います。

右手に柄杓を持ち替え、左手に水を受け、その水で口をすすぎます。

最後に残った水で柄杓の柄をたてに洗い流します。

 

厳島神社入口厳島神社入口

 

<3>厳島神社の廻廊入口で一礼をしてから、廻廊に足を進めます。

(廻廊の中央は神の通り道とされていますので、端を進みましょう!)

 

厳島神社 正面

 

<4>厳島神社の最初の社「客神社(まろうどじんじゃ)」の向かい「祓い所」の前で、

2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。その後、祓い串にて、自身の

身体の祓いをします。

 

?まず正面胸の高さに祓い串を構えます。

厳島神社 祓い殿

 

?次に肩へ左・右・左と払い、その後一礼をします。

その際に、祓い串は頭より高かったり、極端に低くして足元を祓ったりする

ことは、作法からはずれていますので注意を。

厳島神社 客神社

 

?次に客神社の前にて、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。

賽銭を納める時は、賽銭箱の隅から滑らすように入れます。

厳島神社 拝殿

 

<5>廻廊を道なりに進むと御本社に至ります。

拝殿前(本殿の賽銭箱前で、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。)

 

<6>右門客神社(みぎかどまろうじんじゃ)・左門客神社(ひだりかどまろうどじんじゃ)

大国神社(だいこくじんじゃ)・天神社(てんじんじゃ)と廻廊に沿って順番に名社を

お参りします。

 

厳島神社 右門客神社 左門客神社

 

<7>廻廊を抜けて境内地から出たところで、最後に厳島神社に向かって一礼します。

 

厳島神社 出口

 

以上で厳島神社正式参拝終了です。

 

基本的には全てにおいて、本殿にお尻を向けないように注意をすると良いでしょう。

厳島神社の参拝だけでも、こんなに見所がございます。

観光に際に、是非ご参考下さいませ。

 

簡単に!

厳島神社のマップを表記しております。ご参考下さい♪

厳島神社 参拝マップ

 

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書いている人

宮島観光アドバイザー
トモチン(武内智弘)

1981年広島県宮島生まれ宮島育ち。錦水館の六代目。宮島にある創業1902年の温泉旅館「錦水館」と「ホテル宮島別荘」の2つの宿を運営しています。宮島観光が今よりも楽しくなるような情報をBlogでお届けします!