こんにちは!
宮島観光アドバイザーのともちんです。
以前ブログで紹介致しました、記事が好評でしたので、
ここで紹介したいと思います。
なぜ好評だったかと言いますと、厳島神社参拝の作法について
詳しく掲載しているからとお声を頂きました。
他のページでは、あまり作法についてホームページで紹介を
あまりされておりませんので、ここでお伝え致します?
やっぱり宮島と言えば、厳島神社と大鳥居と!認知度が高い観光スポットです。
ここでは厳島神社の歴史や正式参拝の作法をご案内致します。
厳島神社は、
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、
湍津姫命(たぎつひめのみこと)の「三女神」が祭られています。
市杵島姫命は、天照大神様のお子様と言われている神様で、海上交通の神として、有名ですが、
芸能や交易(商売)の神、さらに漁業神、農業神として豊穣をもらたらす神様として信仰を集めています。
今でも、盛んに神楽や舞楽が奉納されています。
創建は、西暦593年と言われ、西暦1168年、現在見られるような海上社殿が平清盛の尽力により
造営されていました。1996年ユネスコの「世界文化遺産」に登録され、その社殿のほとんどが国宝又は
重要文化財で日本を代表する有数の名社に選ばれています。
ぜひ、厳島神社を参拝される際には、正しい参拝方法をお試し下さい!
<1>まず厳島神社手前の石鳥居前で、神社へ向かって一礼をし、
鳥居をくぐります。その際は、石鳥居の中央を通らず両端を通りましょう。
中央は神の通り道とされています。
<2>神社に入る前に、まず身を清めましょう。
入口で昇殿料を支払い後、手水(てみず)を行います。
手水は、まず手水鉢から柄杓(ひしゃく)で1回水をすくいます。
右手に柄杓を持ち、左手を洗います。左手に柄杓を持ち替え、
右手を洗います。
右手に柄杓を持ち替え、左手に水を受け、その水で口をすすぎます。
最後に残った水で柄杓の柄をたてに洗い流します。
<3>厳島神社の廻廊入口で一礼をしてから、廻廊に足を進めます。
(廻廊の中央は神の通り道とされていますので、端を進みましょう!)
<4>厳島神社の最初の社「客神社(まろうどじんじゃ)」の向かい「祓い所」の前で、
2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。その後、祓い串にて、自身の
身体の祓いをします。
?まず正面胸の高さに祓い串を構えます。
?次に肩へ左・右・左と払い、その後一礼をします。
その際に、祓い串は頭より高かったり、極端に低くして足元を祓ったりする
ことは、作法からはずれていますので注意を。
?次に客神社の前にて、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。
賽銭を納める時は、賽銭箱の隅から滑らすように入れます。
<5>廻廊を道なりに進むと御本社に至ります。
拝殿前(本殿の賽銭箱前で、2礼2拍手1礼の作法に則ってお参りをします。)
<6>右門客神社(みぎかどまろうじんじゃ)・左門客神社(ひだりかどまろうどじんじゃ)
大国神社(だいこくじんじゃ)・天神社(てんじんじゃ)と廻廊に沿って順番に名社を
お参りします。
<7>廻廊を抜けて境内地から出たところで、最後に厳島神社に向かって一礼します。
以上で厳島神社正式参拝終了です。
基本的には全てにおいて、本殿にお尻を向けないように注意をすると良いでしょう。
厳島神社の参拝だけでも、こんなに見所がございます。
観光に際に、是非ご参考下さいませ。
簡単に!
厳島神社のマップを表記しております。ご参考下さい♪